求人サイトに載る会社は、地元の会社の一部でしかありません
求人サイトに掲載するにはお金がかかります。人が足りていて、募集をかけていない会社は載りません。紹介だけで採用が回っている会社も載りません。
つまり、求人サイトに出てこないことは、その会社が良くない理由にはならない。むしろ、紹介だけで人が入ってくる会社は、中がうまくいっていることが多いです。
そういう会社の探し方を書きます。
① 商工会議所・商工会の会員名簿
一番早いのがこれです。地域の商工会議所は会員企業の名簿を持っていて、業種別に見られるようになっています。多くは会議所のサイトで公開されています。
求人サイトと違って、募集していない会社も全部載っています。ここから業種で絞って、気になる会社のサイトを見にいく。
② 高校に来ている求人票
大学のキャリアセンターより、地元の工業高校・商業高校に来ている求人票のほうが、地元企業の密度が高いです。高校求人は学校経由なので、ナビサイトには出てきません。
出身高校が地元なら、進路指導室に行けば見せてもらえることがあります。
③ 地元紙と、地域のフリーペーパー
新聞の地域面には、地元企業の話が定期的に載ります。周年、新工場、表彰、地域の取り組み。ここに出てくる会社は、その土地で長く続いている会社です。
図書館に行けば過去分がまとめて読めます。
④ 会社の「続いている年数」を見る
創業年数は、求人票には条件として載りません。でも、その土地で30年続いているという事実は、条件よりも多くを語ります。
30年続いている会社には、続いた理由が必ずあります。それが何かは、外からは見えません。だから聞きにいく価値があります。
⑤ 電話をかける
一番効くのがこれです。
うちで京都の会社にアポを取っているのは大浦という学生です。名簿から会社を選んで、電話をかけて、話を聞かせてくださいと言っています。断られることもありますが、通ることのほうが多いです。
学生からの「話を聞かせてください」を断る地方の社長は、思っているより少ないです。むしろ、普段誰にも聞かれないことを聞かれるので、喜ばれることのほうが多い。
就職の話としてではなく、話を聞きにいくつもりで行くといいと思います。就職の話は、そのあとでいい。
⑥ すでに話を聞いた会社を読む
ここまでが自分でやる方法です。
うちは、これを代わりにやっています。地方で会社をやっている人に一人ずつ会って、なぜその土地で続けているのかを聞いて、記事にしています。取材費も掲載費もいただいていないので、載っているのは「お金を払って載せたい会社」ではありません。


